器質性精神障害/症状性精神障害
器質性精神障害/症状性精神障害について
器質性精神障害/症状性精神障害は体の病気が原因で精神症状をきたすものを言います。体の病気が原因となるため、因果関係がある程度明らかになっているものもあります。
器質性精神障害/症状性精神障害の原因
脳に影響を与える疾患が原因となります。
●脳血管障害(脳梗塞や脳出血など)
●甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
●頭部への外傷
●甲状腺機能低下症(橋本病)
●神経変性疾患(アルツハイマーなど)
●慢性疾患でステロイド内服中
●感染症(脳炎、髄膜炎など)
など
器質性精神障害/症状性精神障害の症状
器質性精神障害は認知機能の低下や意識の変容が特徴です。症状性精神障害は気分の落ち込み、イライラ、興奮、身体の疲労感だけでなく、幻覚や妄想に至ることもあります。
器質性精神障害/症状性精神障害の治療
原因となる体の疾患を治療します。
原因となる疾患を踏まえて治療を行います(アルツハイマーであれば薬物療法とリハビリ、頭部の外傷であれば外科手術など)。