院長あいさつ
院長あいさつ
現代社会に生きる我々は、誰しもがみな日常的にストレスにさらされています。学生時代も、社会人になってからも、家庭に入ってからも、時代から求められる仕事は多岐におよびかつ複雑化しております。核家族化した家族構造が主となり、またSNSによるコミュニケーションが普及したことから、実際の人間関係の悩みも生じやすい時代になりました。将来の生活に対する不安など、現代はこころの病にかかりやすい社会といえます。
私は、大学病院の救命センターで8年間、最重症の患者様に対する医療経験を積み、専門医を取得しました。また都立病院の精神神経科に異動して9年間、精神科救急の経験、精神科の身体合併症症例の経験を積み、専門医を取得しました。併せて公認心理師の資格取得を通じ、社会におけるストレス因子が精神の不調をきたしうること、また、認知行動療法的アプローチの重要性を学びました。
当院では、さまざまなこころの症状でお悩みの方の診察を行います。経験を踏まえ、3つの要因(お身体の症状に由来するもの、精神の症状自体に由来するもの、生活環境に由来するもの)を包括して、総合的にアプローチさせていただきます。
なお、当院では血液検査、心電図検査を行うことがあります。身体面での精査が必要と判断されれば、連携先病院をはじめとする他病院へご紹介状を作成し、受診いただけるようにご配慮いたします。
統合失調症、双極性障害、うつ病(鬱病)、神経症、心身症、発達障害の患者様につきましては多数の臨床経験があります。患者様お一人お一人の症状に真摯に向き合い、適切な診断と治療方針をお示しします。
また、公認心理師、臨床心理士、保健師など多職種の連携により、日常生活でお困りの患者様を社会資源を通じてサポートして参ります。当院でのカウンセリング受診の予約も承っております。
「医療とは患者を治すことではなく、患者さんが治そうとすることをサポートすることである」(行岡)
「精神科の患者さんが良くなるかどうかは、医師が患者さんの一生を背負える覚悟が持てるかどうかにかかっている」(伊澤)
お世話になった2人の恩師の言葉を胸に、皆様が少しでもこころの健康を取り戻せるよう、全力を尽くして参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
四谷三丁目つばめクリニック
院長 東 彦弘
経歴
【学歴】
2003年3月東京医科大学卒業
2003年4月医籍登録
2008年12月東京医科大学大学院医学研究科
救急医学専攻博士課程単位取得
2009年5月学位取得
【職歴】
2003年4月東京医科大学病院
救命救急センター
2006年4月同 助教
2009年4月同 医長
2011年4月東京都立墨東病院神経科
2019年12月四谷三丁目つばめクリニック開院
【資格】
- 医学博士
- 精神保健指定医
- 日本精神神経学会指導医・専門医
- 一般連携精神医学指導医・専門医
- 日本救急医学会専門医
- 日本医師会認定産業医
- 公認心理師
- 臨床心理士
【学会】
- 日本精神神経学会
- 日本総合病院精神医学会
- 日本救急医学会